リハビリテーション科で循環器疾患の勉強会をしました。

循環器疾患には、心不全があり、「全身の各組織が必要とする血液量を心臓が拍出できない状態」をいいます。
心不全の症状に息切れ、動悸、むくみ、疲れやすさなどがあり、動作をすると心臓に負担がかかって一時的にこれらの症状がひどくなります。
循環器疾患に対するリハビリテーションでは、姿勢の変化や動作時の心臓への負荷を心臓に慣れてもらうことを目的に行います。リハビリテーションを実施するときは、血圧・心拍数・呼吸状態・酸素飽和度・自覚症状などを常に評価しながら行います。その際に、リハビリテーションを実施するか否かを判断する基準があり、そのひとつに下図があります。

体調や基準を考えながら、日常生活復帰に向けてリハビリテーションを実施してきます。