リハビリテーション科で痛みと脳の関係について勉強しました
リハビリテーション科で痛みと脳の関係について勉強会をしました。
痛みは、だれでもイヤなもんですね~痛いの、痛いのとんでいけ~
痛みは、どこかにぶつけた、何かが刺さった、何かで切ったとか傷ができたから痛みが生じていると思っているかもしれませんが、それは厳密には違います。傷ができたから痛いのではなく、脳が痛いと判断したから痛いのです。この図のように、受傷した箇所から受傷しましたと信号がでて、脊髄を通って脳に伝わって痛いと判断しています。下の図のように脳まで伝わっていきます。
痛みは、どこかにぶつけた、何かが刺さった、何かで切ったとか傷ができたから痛みが生じていると思っているかもしれませんが、それは厳密には違います。傷ができたから痛いのではなく、脳が痛いと判断したから痛いのです。この図のように、受傷した箇所から受傷しましたと信号がでて、脊髄を通って脳に伝わって痛いと判断しています。下の図のように脳まで伝わっていきます。
逆に、痛みを抑制する経路が存在します。すべての痛みを脳へ伝えていたら、脳は疲れるし、痛みで動くのがイヤになってくるので、放置しておいてもいい痛みは脳が無視してくれています。下の図のような経路で受傷個所からくる信号を抑え込んでくれています。
痛い痛いと思って気持ちがふさぎ込みがちになって動かずにじっとしていると、痛みは減るどころかどんどん痛くなってしまい、慢性痛になってしまいます。逆くに痛くないと思い込みかつ運動することで脳が痛みを減らしてくれます。慢性的に痛みが持続している方は、運動していればいつか痛みがなくなると思って、まず散歩でもいいので運動することから始めてみてください。
